今日の3C市場において、ミニPCは多くの人々に支持され、人気となっています。多くの意見では、パソコンのサイズと性能は比例し、サイズが大きいほど性能が高いと考えるかもしれませんが、強力な性能を持つとともに、スーパー「ミニ」のMercury EM780が今出てきました。
今まで見た中で最小のミニPCはどれくらいの大きさでしょうか? 性能はどうでしょうか?
本ブログは、お客様に購入の参考のための詳細な製品情報を提供すると目指しています。 Mercury EM780(16GBメモリ + 512GB SSD)のバージョンを通じて、このモデルがどのような驚きをもたらすか、一緒に見てみましょう。
👇まず、Mercury EM780の外観です。
【端子】
シンプルかつオシャレなデザインは、Mercury EM780のコンパクトさが一目瞭然です。その小さいボディに搭載しているインターフェイスがかなり豊富です。
- 2つのUSB4ポート
- 3つの青いUSB3タイプAポート
- 3.5MMヘッドフォンジャック
- HDMIポート
パソコンの前面に加え、5つの側面には換気と冷却の通気口が装備され、上部にはCPU用の小型ファンがあり、下部にはSSD用の小型ファンが設置されています。ファンはいずれも小型で、見た目は可愛らしくて、冷却性能も期待を裏切らないはずです。
Mercury EM780のボディはプラスチック製で、手にとても軽いです。テスト重量は237.9g、標準的な65W GaN電源は125.4gで、全体の重量はわずか363.3gです。
また、Mercury EM780はUSB4ポートから電源を供給することができますので、一部の携帯電話充電器や充電式バッテリーから電源を供給することができます。 パソコンは少なくとも20V、3.25Aの出力が必要ですので、外出時に付属している電源アダプターか、100W以下の電源アダプターを使用することをお勧めします。
【サイズ】
実測の長さは80.08mm、幅は80.19mm、足なしの高さは40.03mm、足ありの高さは43.11mm、サイズは約0.257Lとなります。このような小さなサイズは、重さはわずか240gなので、バッグに入れて簡単に持ち運ぶことができ、まさにミニPC中のミニPC。
※データは手で測り多少の誤差がありますが、ご参照まで。
👇次に、CPU、メモリーとSSDの仕様をチェックします。
手持ちのMercury EM780はAMD Ryzen™ 7 7840Uプロセッサを搭載し、16Gのメモリを搭載し、SSDは512Gの2230仕様のNVME SSD、BIOSバージョンは1.02となります。
「CPU-Z」を見ると、7840Uの最大TDPは28W、プロセスは4nmであることをはっきりと見えます。メモリはLPDDR5(オンボード)、合計4枚の4GBメモリを搭載しています。メモリーの交換ができません。
読み書き速度が6400MHzで、タイミングが19-15-17-34で、読み書き速度は非常に速いです。ゲームのフレームレートを効果的に向上させることができます。
「AIDA64」でメモリの読み書き速度とタイミングをテストした結果は以下となります。
「CrystalDiskInfo」を使い、SSDはKingstonの512G SSDで、PCIE4.0X4チャンネルを採用し、読み取り速度は3464MB/S、書き込み速度は4957.92MB/Sで、通常のPCIE4.0 SSDであることを分かりました。
M.2 SSDを交換することができますが、M.2 2230の仕様を使用することを注意ください。
次に、デバイスマネージャーを見てみると、搭載しているのはAX1675wです。(※型番はロットにより異なる場合があります。)NICもオンボードなので交換はできません。
構成のまとめ:
- R7 7840Uプロセッサ:標準消費電力28W。
- LPDDR5メモリ(オンボード):16GBと32GBバージョンの正式販売です。メモリの交換はできないので、大容量バージョンの購入をお勧めします。
- M.2 2280 SSD :PCIE4をサポート、512GBと1TBバージョンを選択可能、SSDの交換は可能です。
👇これから、CPUの性能をテストします。
テスト結果はパソコン本体によって異なる場合がございますので、ご参照まで。
スコアテストには「Cinebench R23」と「3DMARK」を使って、結果は以下の通りです。「CINEBENCHR23」では、シングルコアで1373点、マルチコアで13362点を出って来ました。3DMARKのCPUプロファイルを図に示します。
「3DMARK」のデータは以下となります。
また、780Mのスコアを3DMARKでテストしたところ、以下のようになりました。スコアの結果はいずれも優れで、前世代の680Mコアと比べておよそ10%向上しています。
また、CPUのデコード能力もチェックしました。結論として、基本的に全てのビデオファイルをデコードできますので、オフィス作業やビデオを見ることは問題がありません。
では、いくつかのゲームも簡単にテストしてみました、実際のゲームでのパフォーマンスを見てみよう。
まずは「Genshin Impact」で、フレームレートは基本的に60fpsで安定させることができ、一部の複雑なシーンでは50fpsの程度まで落ちましたが、大体問題なくスムーズに動作できます。
続いて、人気FPSゲーム「PUBG」のフレームレートもテストしました。 セットアップとトレーニングモードのデータは以下の通りです。
テスト結果、PUBGロビーfpsは120+ fps、トレーニングモードのマルチプレイヤーシーンの場合、75 fpsとなります。基本的にスムーズにどうできますが、100fps以上を求める場合は、USB4ポートで外部GPU増設必することをお勧めします。
また、「サイバーパンク2077」をテストし、セットアップとゲームのフレームレートは下記のとおりです。デフォルトの低画質プリセットでは、実際のゲームフレームレートは約40fpsで、ギリギリ遊ぶことができますが、お勧めしません。
【冷却性】
Mercury EM780は液态金属を採用し、優れた冷却効果をもたらします。このような小さなボディで性能と放熱のバランスが取れるのか?以下に説明します。
室温25℃でテストします。FurMark(GPUストレステストツール)でCPU+GPU 全負荷動作下で20分間(1回)をテストしました、CPUの最大温度は81.6℃でした。最初の12分間、CPUの消費電力は30Wで安定で、最大温度は81.6℃に達ちます、その後、28Wに低減されて連続動作ました。この時点で最大温度は80℃で、SSDの最高温度は63℃で、放熱性能は優れています。
要するに、長時間の高負荷動作においても、Mercury EM780の全体的な温度は常に妥当な範囲に保たれ、安定した信頼性の高い体験を得られます。
【消費電力】
図に示すように、スリープ時消費電力と全負荷時消費電力をテストしました。
スリープ時の消費電力は2.5W前後で変化している、CPUとGPUの全負荷時の消費電力は約52W前後です。この結果はメモリやSSDのサイズ、外部機器の消費電力にも関係がありますが、それほど大きな差にはならないと思います。
スリープ状態の消費電力は非常に低く、電力効率に優れています。標準的な65Wのアダプターを使えば、パソコンをフル稼働させるのに十分すぎるほどです。
総合的な評価
Mercury EM780は優れた性能と豊富なインターフェース構成により、幅広い応用シナリオを持っています。
また、その携帯性と高性能により、モバイルオフィス機器の理想的な選択肢としても使用でき、出張や旅行など、オフィスが必要とするその他の場面でのニーズに応えます。優れた放熱性能により、長時間の使用でも安定した動作が保証されます。
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